世界は分けてもわからない

講談社現代新書　２０００

講談社
福岡伸一　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 2009年07月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784062880008

内容情報

[BOOKデータベースより]

顕微鏡をのぞいても生命の本質は見えてこない！？科学者たちはなぜ見誤るのか？世界最小の島・ランゲルハンス島から、ヴェネツィアの水路、そして、ニューヨーク州イサカへ―「治すすべのない病」をたどる。

プロローグ　パドヴァ、二〇〇二年六月
ランゲルハンス島、一八六九年二月
ヴェネツィア、二〇〇二年六月
相模原、二〇〇八年六月
ＥＳ細胞とガン細胞
トランス・プランテーション
細胞のなかの墓場
脳のなかの古い水路
ニューヨーク州イサカ、一九八〇年一月
細胞の指紋を求めて
スペクターの神業
天空の城に建築学のルールはいらない
治すすべのない病
エピローグ　かすみゆく星座

[日販商品データベースより]

60万部のベストセラー『生物と無生物のあいだ』続編が登場! 生命は、ミクロな「部品」の集合体なのか? 私たちが無意識に陥る思考の罠に切り込み、新たな科学の見方を示す。 美しい文章で、いま読書界がもっとも注目する福岡ハカセ、待望の新刊。