- われらのジョイス
-
五人のアイルランド人による回想
The Joyce we knew.- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2009年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784622074779
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[BOOKデータベースより]
本書は、五人のアイルランド人によるジョイス回想記である。編著者のオコナーはジョイスと同じユニヴァーシティ・コレッジを卒業し、弁護士・文筆業で活躍している。五人はそれぞれ、ダブリンの学生時代、『フィネガンズ・ウェイク』のパリ時代、チューリヒの死期間近の作家を生き生きと描いている。小著ながら本書には、エルマンの大著『ジョイス伝』に洩れている事実もあり、有益かつ貴重な記録となっている。いかにも運動音痴に見えるジョイスが泳ぎの名手であり、かなり熱狂的なラグビー・ファンであったことなどは初耳であろう。他にも細部に新発見があり、アイルランドに深く関わったジョイス文学への魅力的な道案内となっている。
ユージン・シーヒー(一八八三‐一九五七)
[日販商品データベースより]ウィリアム・ファロン(一八八一‐一九五八)
パードリック・コラム(一八八一‐一九七二)
アーサー・パワー(一八九一‐一九八四)
ショーン・レスター(一八八八‐一九五九)
「昼も夜も、私はヘソの緒のように故国にくっついている」。学生時代からパリ時代、さらに死の直前のジョイスを同時代人が回想。彼の意外な側面が綴られ、人間ジョイスとその文学を知ることのできる格好の1冊。