シネマの名匠と旅する「駅」

映画の中の駅と鉄道を見る
交通新聞社新書　００３

交通新聞社
臼井幸彦　

• 価格: 880円（本体800円＋税）
• 発行年月: 2009年06月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784330074092

内容情報

[BOOKデータベースより]

名匠といわれる３２人の映画監督が見せる駅とドラマの関係を、古今東西の懐かしい映画の記憶とともにクローズアップ。駅のそもそもの機能と同時に存在する、日々刻々そこに集まり、通り過ぎる人々の人生の場所、また、日常と非日常とが様々に交錯する舞台装置としての場所。ふだん気づかずにいる視点から、「駅」の現在とあるべき未来を考える。

第１章　ハリウッド映画の名匠と駅（アルフレッド・ヒッチコック／危険の兆候が際立つ駅；ビリー・ワイルダー／コメディタッチの駅　ほか）
第２章　フランス映画の名匠と駅（ロベール・ブレッソン／超越的スタイルの駅；フランソワ・トリュフォー／無表情な駅　ほか）
第３章　イタリア映画の名匠と駅（ヴィットリオ・デ・シーカ／運命を呑み込む駅；ルキノ・ヴィスコンティ／デカダンスの駅　ほか）
第４章　その他の外国映画の名匠と駅（デヴィッド・リーン（イギリス）／苦悩と官能の駅；サタジット・レイ（インド）／生と死を厳粛に謳う駅　ほか）
第５章　日本映画の名匠と駅（小津安二郎／隠れた背景を映す駅；成瀬巳喜男／寡黙な雄弁が息づく駅　ほか）

[日販商品データベースより]

名匠といわれる３２人の映画監督が見せる駅とドラマの関係を、古今東西の懐かしい映画の記憶とともに紹介。日々刻々そこに集まり通り過ぎる人々の人生の場所、日常と非日常が交錯する舞台装置としての駅を考察する。