[BOOKデータベースより]
粋の本質を知る、男をみがく。
鰻屋へ行ったときはシャリだなんて言わないで普通に「ゴハン」と言えばいいんですよ。
そばを食べるときに、食べにくかったらまず真ん中から取っていけばいい。そうすればうまくどんどん取れるんだよ。
てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ。
たまにはうんといい肉でぜいたくなことをやってみないと、本当のすきやきのおいしさとか、肉のうま味というのが味わえない。
おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。
コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃ入れ、飲んじゃ入れして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。
粋の本質を知る、男をみがく。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
池波正太郎さんが数々の名作を生み出しているのは既知のことですが、全作品に通じる作法の考え方や食に対する姿勢がこの1冊にギュッと凝縮されています。僭越ながら”きっかけの1冊”としているのは、自分が会社を設立するときに社名のヒントをいただいたからです。「味気ない世の中になっていくんだろう…」とこれからの世を嘆く、先人の憂い(笑)のような一節があるのですが、「いやいやこれから味気ある時代を若者がつくっていくんですよ」という気持ちを奮い起こされたような気がします。ということで、「株式会社アジケ」という社名をつけるきっかけになった大切な一冊です。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
親父が池波正太郎を好きで、昔からよく読んでいました。子供の頃は「古くさい」なんて密かに馬鹿にしていたのですが、いい歳になってこの本を読んだとき、時代が変わっても持ち続けねばならない「男としての作法」が少しわかった気がしました。いまだに時代小説は苦手ですが、「男の作法」は若いうちに読んでほしいと思います。なぜなら、若いうちに「男」なれたほうが格好いいから。うちの親父を改めて尊敬できた1冊です。
親父が池波正太郎を好きで、昔からよく読んでいました。子供の頃は「古くさい」なんて密かに馬鹿にしていたのですが、いい歳になってこの本を読んだとき、時代が変わっても持ち続けねばならない「男としての作法」が少しわかった気がしました。いまだに時代小説は苦手ですが、「男の作法」は若いうちに読んでほしいと思います。なぜなら、若いうちに「男」なれたほうが格好いいから。うちの親父を改めて尊敬できた1冊です。
辰巳/書店員 住吉書房駒沢大学駅前店
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/09/23
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】