- カエサル『ガリア戦記』
-
歴史を刻む剣とペン
書物誕生 あたらしい古典入門
- 価格
- 2,310円(本体2,100円+税)
- 発行年月
- 2009年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000282918
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[BOOKデータベースより]
ガリア諸部族を相手に無敵の軍団を率いた武人は、キケローが称賛し、ウェルギリウスの『アエネーイス』に大きな影響を与え、モンテーニュや小林秀雄を唸らせる稀代の文人でもあった。ときに疾風烈火のごとく攻め進む一方、ときに節度と自制、忍耐によって機を待ち、実際の戦闘を最小限に抑える「真の武勇」をそなえた将軍カエサル。ガリアや属州という時空間を舞台に、彼はいかに戦略構想を打ち出し、人を動かし、事を進め、難局を切り拓いていったのか。『ガリア戦記』という作品が体現し、カエサルの偉業を歴史に刻むこととなった言葉の力とは何か。「戦争の大義」「戦争と境界」「戦争と平和」といった普遍的なテーマにも光を当てながら、その醍醐味を読み解く。
第1部 書物の旅路―ガリアへの道、ガリアからの道(文人カエサル;属州統治とガリア;戦争と境界;鬨の声が走る)
[日販商品データベースより]第2部 作品世界を読む―戦争を描く(戦争の大義;全ガリアの自由;武勇の真価;劇的叙述)
無敵の武人は、モンテーニュや小林秀雄を唸らせる稀代の文人でもあった。戦争の大義、戦争と平和といった普遍的なテーマにも光を当てながら、戦局を優位に運ぶイメージ戦の武器となった「ペンの力」を解剖する。