[BOOKデータベースより]
今から2500年もの昔、薬として大切にされていた砂糖は、鎌倉時代にやっとお茶菓子として使われるようになったといいます。今では毎日の食生活に欠かせない砂糖も、その歴史や科学的なことはそれほど深く知られていないかもしれません。砂糖は、今も昔もサトウキビやテンサイといった植物の甘み成分をとり出してつくった自然食品です。砂糖の歴史や科学の知識を、この本から楽しく学びましょう。
砂糖の甘さのひみつ
砂糖の原料
サトウキビから砂糖ができるまで
テンサイから砂糖ができるまで
砂糖の種類
砂糖づくりはいつから始まったか
サトウキビ栽培の広がり
テンサイ糖の発見
砂糖の日本への伝来
砂糖は日本でどのように広まったか
世界で砂糖はどれだけ生産されているか
料理で大事な働きをする砂糖
実験1 温度による変化をみてみよう
実験2 砂糖と塩をくらべてみよう
わたしたちの体と砂糖
砂糖についてのQ&A
毎日のくらしと砂糖
毎日の食生活に欠かせない砂糖は、サトウキビやテンサイといった植物の甘み成分を取り出して作った自然食品。本書では、意外と知られていない砂糖の歴史や科学の知識について、イラストとともにやさしく解説する。
























砂糖の歴史に始まり、砂糖の原材料とその製法、砂糖の種類、生産量と消費量など、かなり詳しく書かれています。
私としては砂糖がどんな風に世界に伝わっていったのかという歴史の部分がとても興味深かったです。
植物の中で砂糖のもとになるものがどんな風に作られていくのかや、料理の中での砂糖の役割など理科的な分野の話も面白かったです。
読めば読むほど知識が増えそうですが、低学年だと理解出来ない部分も多そうに感じます。
(hime59153さん 40代・三重県 男の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】