- 街道をゆく 43 新装版
-
朝日文庫 し1ー99
濃尾参州記
- 価格
- 594円(本体540円+税)
- 発行年月
- 2009年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022644978
[BOOKデータベースより]
著者が幾度もその小説の主人公に据えた信長・秀吉・家康を生みながら、なぜか『街道をゆく』の“空白地帯”になっていた愛知県をゆく。体調不良を押して紡いだ7話は分量わずかながら、三英傑が目の前に立ち現れてくるよう。『街道』の連載は急逝により25年で途絶えたが、司馬遼太郎はいつまでも読者の心の中の「街道」を歩き続ける。挿画の安野光雅氏の「司馬千夜一夜」を付載。
濃尾参州記(東方からの馬蹄;田楽ケ窪;襲撃;後水尾・春庭・綾子;高月院;蜂須賀小六;家康の本質)
「濃尾参州記」余話(司馬千夜一夜(安野光雅);名古屋取材ノートから(村井重俊))
「濃尾参州記」の風景(画・安野光雅;写真・長谷忠彦)
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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余談が面白かった
名古屋、三河、岡崎などの歴史、織田信長が奇跡の勝利を収めた桶狭間への急襲から始まる。そして徳川家の発祥と家康の若かりし時代のことを取り上げている。また、寄り道して、その近辺にある藤田保健衛生大学や、室町時代からある馬島明眼院の眼科医の末裔である馬嶋慶直教授の話、蜂須賀小六などを取り上げている。余談は初めて知る内容であり興味深い。遺作であることをこの本を読んだことによって知った。完成品ではないことが惜しまれる。著者の街道をゆくシリーズは、発刊して少なくとも二十数年以上経過するものの、今でも旅行をする時に参考になる場合が多々ある。残り6冊でこのシリーズは全部読むことになるが、未だに興味心をそそられる名著だと思っている。