- デミアン 改版
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岩波文庫 32ー435ー5
Demian.- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 1959年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784003243558
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 中学時代に読んで、魂が震えるような衝撃を受けた一冊。それまで自分の外側にある目に見えているものだけが世界のすべてだと信じて生きてきたが、この本によって、自分の内面にこそもっと広大な世界があり、そこに目を向けることによって初めて人間は自己自身になることができるということを知らされた。「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」という一節を何度繰り返し読み、ノートに書きつけたかわからな
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
中学生のころ、ラジオから「青春時代には、ヘッセの『車輪の下』を読みなさい」というメッセージがあった。そこからヘッセ作品を読み始めたが、この『デミアン』が一番印象的な読書だった。2つの世界の存在に影響を受けたのだと思う。
[BOOKデータベースより]
デミアンは、夢想的でありながら現実的な意志をいだき、輝く星のような霊気と秘めた生気とをもっている謎めいた青年像である。「人間の使命はおのれにもどることだ」という命題を展開したこの小説は、第1次大戦直後の精神の危機を脱したヘッセ(1877‐1962)が、世界とおのれ自身の転換期にうちたてたみごとな記念碑ともいうべき作品である。