ゲスト さん (ログイン)
ゴールデンウィーク期間の営業についてのご案内
ウェブアクセシビリティサービス導入のご案内
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
環境問題のカモにされるニッポン Kobunsha paperbacks 132
光文社 藤井耕一郎
「地球温暖化」を防ぐために考えだされたのが「排出権取引」であることは、みなさんもご存知のことと思う。二酸化炭素などの温室効果ガスを減らすため、各国はあらかじめ削減目標を決めている。この目標に達しない場合、「排出権」なる権利を売買することで「目標達成」とみなすことができるわけだ。だが、排出権取引というのは、どう考えても金持ちである日本を「引っかけて」カモにする、言ってみれば「市場原理主義」の悪いところをかき集めたような制度だ。まさに世界を恐慌に落とし込んだサブプライムローンと同じなのである。しかも、そのメカニズムの複雑さにつけ込んで、シカゴ、ロンドン、ニューヨークといった胴元だけが儲かるような腹黒いビジネスとなっている。冷静に考えれば、排出権取引なんか即刻止めるべきなのだ。さもないと、日本はただ食い物にされ、カネを巻き上げられて終わりである。アメリカの希望を背負ったオバマ大統領が主張する「グリーン・ニューディール」とは、まさに日本をはめるための渾身の一撃なのである。
序章 排出権取引には激烈な「副作用」がある!第1章 地球は本当に「病気」なのか?―ゴア『不都合な真実』VS.クライトン『恐怖の存在』第2章 排出権取引は排ガスを減らせるのか?―地球の「病気」を治すというメカニズムの検証第3章 排出権取引が導入されると何が起こるのか?―「クレジット」をめぐる疑心暗鬼の世界第4章 「ポスト京都」をにらんだ各国のせめぎ合い―二酸化炭素が武器に使われるエネルギー戦争終章 排出権取引「7つの魔性」―「地球を救う」ことができないカラクリのまとめ
オバマ新大統領の政策により、アメリカは排出権取引に乗り出した。だが、その排出権には実態がなく、CO2を削減できる保証はない。「京都議定書」は不平等条約、排出権など買ってはいけないと警鐘を鳴らす1冊。
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
アラン・キートリー 星川啓慈
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2022年01月発売】
遠藤蓉子
価格:1,045円(本体950円+税)
【2016年03月発売】
ウィーダ 森山京 いせひでこ
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年07月発売】
1位
又吉直樹
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
「地球温暖化」を防ぐために考えだされたのが「排出権取引」であることは、みなさんもご存知のことと思う。二酸化炭素などの温室効果ガスを減らすため、各国はあらかじめ削減目標を決めている。この目標に達しない場合、「排出権」なる権利を売買することで「目標達成」とみなすことができるわけだ。だが、排出権取引というのは、どう考えても金持ちである日本を「引っかけて」カモにする、言ってみれば「市場原理主義」の悪いところをかき集めたような制度だ。まさに世界を恐慌に落とし込んだサブプライムローンと同じなのである。しかも、そのメカニズムの複雑さにつけ込んで、シカゴ、ロンドン、ニューヨークといった胴元だけが儲かるような腹黒いビジネスとなっている。冷静に考えれば、排出権取引なんか即刻止めるべきなのだ。さもないと、日本はただ食い物にされ、カネを巻き上げられて終わりである。アメリカの希望を背負ったオバマ大統領が主張する「グリーン・ニューディール」とは、まさに日本をはめるための渾身の一撃なのである。
序章 排出権取引には激烈な「副作用」がある!
[日販商品データベースより]第1章 地球は本当に「病気」なのか?―ゴア『不都合な真実』VS.クライトン『恐怖の存在』
第2章 排出権取引は排ガスを減らせるのか?―地球の「病気」を治すというメカニズムの検証
第3章 排出権取引が導入されると何が起こるのか?―「クレジット」をめぐる疑心暗鬼の世界
第4章 「ポスト京都」をにらんだ各国のせめぎ合い―二酸化炭素が武器に使われるエネルギー戦争
終章 排出権取引「7つの魔性」―「地球を救う」ことができないカラクリのまとめ
オバマ新大統領の政策により、アメリカは排出権取引に乗り出した。だが、その排出権には実態がなく、CO2を削減できる保証はない。「京都議定書」は不平等条約、排出権など買ってはいけないと警鐘を鳴らす1冊。