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[BOOKデータベースより]
政治経済学という新しい学を生み出した啓蒙の18世紀イギリスは、単なる保守反動とは区別される近代思想としての保守主義政治哲学をも生み出した。本書はイギリス保守主義の脊梁をなすバーク政治思想とマルサス経済思想の成立をスミス『国富論』の衝撃を媒介として明らかにするとともに、イギリス保守主義が本来的に「啓蒙の一ヴァリアント」であったことを説得的に主張する。
第1部 イギリスにおけるフランス革命(“イギリスにおけるフランス革命”論争を概観する)
第2部 バーク研究(バークの経済思想―『穀物不足に関する思索と詳論』の分析;初期バークの文明社会認識―バーク保守主義の原風景;バークにと「純潔の徳」時間認識―ペインとの対比 ほか)
第3部 マルサス研究(マルサスの政治思想―フォックス派ウィッグとしてのマルサス?;マルサスのスミス受容(一)―『人口論』初版を中心に;マルサスのスミス受容(二)―『食糧高価論』から『政治経済学原理』へ)
第4部 バークとマルサス(慎慮の政治経済学―「エコノミストの時代」と「純潔の徳」;階層秩序と経済循環―「存在の連鎖」の世界像の受容と変容)