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- 「かいじゅうたち」の世界へ
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モーリス・センダック
名作を生んだ作家の伝記シリーズ 8
Maurice Sendak.- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2009年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784894236233
[BOOKデータベースより]
名作絵本『かいじゅうたちのいるところ』を描いたモーリス・センダックの伝記。
第1章 子ども時代の暗い片隅と向かいあって
第2章 画家そして物語作家になるまで
第3章 三冊の大事な本
第4章 ミッキーにおむつ!?
第5章 物語の芸術
第6章 センダック、舞台へ
第7章 センダックの「ユダヤ人大虐殺」物語
第8章 子どもたちを怖がらせて
名作絵本「かいじゅうたちのいるところ」の著者モーリス・センダック。本書は、彼の幼少期から、挿絵画家としての活躍、オペラやバレエ作品のために意匠や舞台をデザインした晩年までの生涯を綴った伝記。
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センダックの絵本を読む機会があり、読み始めたのですが、センダックが文も絵も描いているものは、そこにこめられたメッセージやマザーグースの影響など、一読しただけではよみ解くことができず、とても難しいなあと思いました。
そんな時、センダックの伝記があることを知りました。
革新的な作品であるために受けた批判の数々、絵本に怖さやメッセージを盛り込んでいることなど、ホロコーストに取り組むなど、今もって精力的な作家であることなどがわかりました。
この伝記を読んだおかげで、センダック作品が少しだけ私の中でとっつきやすいものになったかなあと思います。
とはいってもまだまだセンダックは私にとっては難しいです。
どうしても文章を先に読んでしまい、絵を見るのが二の次になってしまうので、そんなところもセンダックの絵本を読めない理由なのかなと。
私の中のセンダック苦手意識がどうしておこるのか、この本を読んだおかげで少しわかってきた気がしました。
私のようにセンダックが読めない方や、また逆に大好きだと言われる方にはお勧めの本です。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】