[BOOKデータベースより]
「民さんは野菊のような人だ。」政夫と民子の淡い恋心と悲しい別れを描き、映画やドラマでもたびたび取り上げられた伊藤左千夫の代表作「野菊の墓」。牧歌的な郷愁を誘う藤村の「ふるさと」。初めての狩りにのぞむ、少年の感性の目覚めを描いた独歩の「鹿狩」などを収録。
[日販商品データベースより]淡い恋心の芽生え。それは悲しい運命のはじまりだった! 辞書なしで、名作がラクラク読める! <収録作品>島崎藤村「ふるさと」「伸び支度」、国木田独歩「鹿狩」「忘れえぬ人々」、伊藤左千夫「野菊の墓」。
日本文学の名作を21世紀の子ども達に! 読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ日本文学全集の決定版。
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「野菊の墓」を読みたくて手に取りました。
島崎藤村の「ふるさと」は初めてですが、昭和生まれの私でも、かすかにしかイメージできない懐かしい叙情風景にしみじみと祖先の時代を思い起こしました。
今の若い人には別世界ですね。
藤村の優しさと厳しさを感じました。
国木田独歩は、おまけのように読んでしまいましたが、独歩の角張った性格を感じました。
「野菊の墓」は、舞台近くに住んでいるだけに、頭に物語風景が浮かびます。
感情移入できる作品だけに、ただただかなわなかった二人の思いを悲しみに変えてしまった背景を、恨みがましく感じました。
児童向けに解説やルビが振られていますが、すでに古典のような異質感を備えています。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】