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- 地域社会と協働するコミュニティ・バンク
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米国のコミュニティ銀行・クレジットユニオンとNPO
Minerva現代経済学叢書 101
ミネルヴァ書房
由里宗之
- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2009年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623053261

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[BOOKデータベースより]
前作『米国のコミュニティ銀行』(2000)刊行から7年。重ねて進めてきた米国取材・現地調査からコミュニティ銀行の実相を明らかにする。「リレーションシップ・バンキング」と地域金融機関の存続可能性、地域経済・社会の再活性化、NPO・NPOバンク、「貯蓄から投資」の流れや「格差」問題と経済金融教育、協同組織金融機関の制度見直し論議など、わが国の地域金融および地域社会をとりまく諸課題に関しても、含意を引き出す。
地域における協働の揺らぎとコミュニティ・バンク―本書の主たる問題意識と検討課題
第1部 米国の金融環境の変化とコミュニティ・バンク(米国における銀行再編とコミュニティ銀行―再論;米国のクレジット・ユニオン―もう一つのコミュニティ・バンク業態;コミュニティ銀行の経営課題―コミュニティ銀行研修所のケース討議より;米国の銀行業界の変化とCRA(地域社会再投資法)―大手銀行の豊富な資金をインナーシティに「誘導」する対銀行政策メカニズム;金融制度改革論議とコミュニティ銀行業界の戦略的対応―1999年GLB法をめぐって)
第2部 地域社会・NPOと協働するコミュニティ・バンク(経済的停滞地域で活動するコミュニティ銀行―ミネソタ州ダルースにおける地域の協働ネットワーク;NPOとコミュニティ銀行との協働による地域の起業促進―ウイスコンシン州ミルウォーキー;「コミュニティづくり」を重視した地域再興の成功事例―ミシシッピ州テューペロ;コミュニティ銀行およびNPOによる金融教育の推進―マサチューセッツ州フランクリンおよびカリフォルニア州ロサンゼルス;わが国のコミュニティ・バンクにとっての合意)