- モンゴルのごはん
-
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2009年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784540081965
[BOOKデータベースより]
サィンバェノー(こんにちは)。モンゴルは、中央アジアのやや東側にあり、北の隣にはロシア、南には中国があります。広さは日本の約4倍ある、広い国です。海から遠く離れていて、年間の気温の差が大きい内陸性の気候です。北部の山岳地には森林がありますが、南へ行くほど雨が少なくなり、南西部にはゴビ砂漠が広がっています。中央部には広大なモンゴル高原があり、国土の約8割は草原です。農地は少なく、広い草原では家畜の遊牧が行われています。この草原の国で暮らすモンゴルの人たちは普段、どんなごはんを食べているのでしょうか。首都ウランバートルに住む、ある一家の様子を覗いてみましょう。
草原で人の命を支えるのは家畜です
「白い食べもの」と「赤い食べもの」が基本です
小麦粉料理が豊富です
お腹にやさしい乳製品の朝ごはん
昼ごはんも乳製品がたっぷりです
肉が美味しい晩ごはん
台所の様子を覗いてみると
休日は手間をかけて、お楽しみ料理です
一週間の食事です
おもてなし料理でパーティーを開きます
特別なマナーがあります
季節によって特別な食事があります
地域によって食事の違いがあります
モンゴルのごはんをつくってみましょう
もう少しモンゴルのごはんの話し
食の基本は「白い食べもの」乳製品と「赤い食べもの」肉類。朝と昼は乳製品がたっぷり、肉がおいしい晩ごはん、豊富な小麦粉料理、広い草原で暮らす遊牧民の毎日の食事やマナー。
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モンゴルの都市部に住む公務員の一家の食事と、草原にゲル(移動式の住居、天幕)を構えて遊牧を行う人たちの食事が両方紹介されている。
「赤い食べ物(肉類)」と「白い食べ物(乳製品)」が基本。野菜や小麦は貴重品。遊牧に適した家畜(牛、羊、らくだ、ヤギ、馬)と、適さない家畜(豚、鶏)があり、モンゴルでは長期間の移動ができ、粗食に耐え、利用価値が高い動物が主要な家畜(五畜)といわれ大切にされている。肉を干して、乳はチーズなどに加工して、保存食として利用していて無駄がない。
知らないことがたくさんあって、いろいろ勉強になって面白い。モンゴルの印象は草原を遊牧する民族というものだったが、今は、都市部で定住する人も多いという。もともと遊牧していたことと、国土で農業ができる場所が少ないためか、あまり野菜を取る習慣がないようだが、お茶や乳製品などで栄養は大丈夫らしい。
一見質素に見えるが、なかなか豊かな食事だ。巻末には名物料理のボーズなどの作り方も乗っていて、さらに丁寧な解説もあり、大人でも十分読み応えのある内容になっている。
イラストのモンゴル人がほとんど全員、エラが張っていて目が細くて、いかにも歯が丈夫そうな、健康そうな感じに描かれているのが、面白かった。細身の人がいないので、デブの私は安心して(笑)見ていられる絵本でした。
昭和レトロっぽい魔法瓶や小物があり、なんだかほっとする雰囲気にも癒されました。その辺から、妙に親近感がもてました、モンゴルに。(渡”邉恵’里’さん 30代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】