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- 長い20世紀
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資本、権力、そして現代の系譜
The long twentieth century.
作品社
ジョヴァンニ・アリギ 土佐弘之 柄谷利恵子 境井孝行 永田尚見
- 価格
- 5,720円(本体5,200円+税)
- 発行年月
- 2009年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784861822179


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[BOOKデータベースより]
「長い20世紀」とは、アメリカが覇権を握る世界経済システムが始まり、それが終わるまでのサイクルを指している。このアメリカのサイクルを、イタリア・ジェノヴァのサイクル(15‐17世紀)、オランダのサイクル(17‐18世紀)、イギリスのサイクル(19‐20世紀)と比較しながら、壮大なスケールで分析したものが本書である。700年の資本主義の歴史から見ると、金融拡大は、資本主義の最高段階ではなく、一つのサイクルの最終局面であり、新たなる世界体制への前兆である。私たちは、今まさに〈世界システム〉の転換期に立ち会っている。新たな覇権は誰が握り、その体制はどのようなものになろうとしているのか?本書は、その基本的視座を与える。
第1章 史的資本主義の三つの覇権(覇権と資本主義と領土主義;近代国際システムの起源 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 資本の台頭(蓄積システム・サイクルの循環の前段階;高等金融の発生 ほか)
第3章 産業、帝国、および資本の「無限」蓄積(蓄積システムの第三サイクル(イギリス);資本主義と領土主義の弁証法 ほか)
第4章 長い二〇世紀(市場と計画の弁証法;蓄積システムの第四サイクル(アメリカ) ほか)
終章 資本主義は生き延びるか
「マネー」と「パワー」は、いかにして「長い20世紀」を終焉させ、新たな世界を作ろうとしているのか。20世紀資本主義の「世界システム」の台頭と展開を、壮大なスケールで分析した世界的名著。