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- 詞論の成立と発展
-
張炎を中心として
東方書店
松尾肇子
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2008年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784497208088

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[BOOKデータベースより]
中国文学史上、唐詩、元曲と併称される宋詞。六朝以降、詞の評論が盛んになったように、「詞」に対する評論も宋代から盛んに行われるようになった。宋末元初に成った「詞論」の集大成ともいえる張炎の『詞源』の分析を通して、詞という表現様式の特徴を明らかにし、詞が盛んだった宋代、とくに南宋の文人たちの精神世界を映し出し、その後、詞がどのように受け継がれていったのかを考察する。
序章 詞論の成立
[日販商品データベースより]第1章 『詞源』と『楽府指迷』
第2章 『詞源』の構成をめぐって
第3章 清空説の検討
第4章 詠物の文学
第5章 抒情の表現
第6章 姜〓(き)の楽論と南宋末の詞楽
第7章 『詞源』諸本について
第8章 文芸論にみる張炎詞論の受容
付論(李清照像の変遷―二度の結婚をめぐって;王昭君考―古典にみる漢族女性の形象)
中国文学史上、唐詩、元曲と併称される宋詞。六朝以降、詩の評論が盛んになったように、「詞」に対する評論も宋代から盛んに行われるようになった。本書は、宋末元初に成った「詞論」の集大成ともいえる張炎の『詞源』の分析を通して、詞という表現様式の特徴を明らかにし、詞が盛んだった宋代、とくに南宋の文人たちの精神世界を映し出し、その後、詞がどのように受け継がれていったのかを考察する。