- 街道をゆく 23 新装版
-
朝日文庫 し1ー79
南蛮のみち 2
- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2009年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022644763
[BOOKデータベースより]
マドリードに別れを告げ、リスボン特急に乗ってポルトガルに向かう。長旅のあいだ、さまざまな話題が展開される。若き日の伊藤博文と井上馨が幕末にポルトガル人に「変装」した話、筆者自身がポルトガル人に間違えられた話…。リスボンの酒場では民族歌謡ファドに聞きほれた。雄大な旅の終わりはサグレス岬。大航海時代の礎を築いたエンリケ航海王子を思う旅でもあった。大きな活字で装いも新たに、新装文庫版。
マドリード周辺(悲惨のカスティーリャ;劇的な酔っぱらい;はるかな「征服」;超心理学;ヨーロッパの異端児;紙とスペイン;トレドの街灯の下;エル・エスコリアル宮)
ポルトガル・人と海(リスボン特急;ポルトガル人の顔;国境の駅;リスボンの駅;リスボン第一夜;テージョ川の公女;大航海時代序曲;モラエスなど;ファドの店で;サグレス岬へ;サグレスの小石)
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井沢ファン
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スペインとポルトガル紀行
スペイン紀行の続きとポルトガル紀行。日本の戦国時代以降の南蛮とのつながりも描いている。スペインはマドリード周辺を探索。ポルトガルは民族歌謡ファドや大航海時代の礎を築いたエンリケ王子を中心とした内容。スペイン人は熱情的で激情的でありイスラム文化の影響を受けていることがわかりやすい、一方、ポルトガルは内向的で羞恥心が強くイスラム文化の影響が少なく対照的に描かれている。互いに大航海時代を競争していたがスペインの国力が勝っていて、ポルトガルはイギリスと同盟を結び関係が深くなったことが説明されている。そして共通していることは、大航海時代から退潮し続けているということを語っている。イエスズ会とザビエルの歴史を垣間見て少し理解が進んだ。