- ボノボ
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地球上で、一番ヒトに近いサル
Soenshaグリーンブックス Nー5
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2008年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784882643050
[BOOKデータベースより]
「ボノボ」ってきいたことありますか?ゴリラでもない、チンパンジーでもない、最後に「発見」された類人猿。ヒトのDNAと98%まで同じサルが、人と世界を映し出す。
プロローグ ボノボとの出会い
第1章 ボノボはヒトに一番近いサル
第2章 ボノボの一日、ボノボの社会
第3章 バラエティ豊かな性行動
第4章 子殺しのない平和な社会
第5章 言葉を話せるカンジ
第6章 ボノボの共感能力
第7章 ボノボという写し鏡
第8章 ボノボの今
第9章 ボノボの楽園
第10章 こころ優しき隣人
おわりに ボノボの丘に立って
ゴリラでもチンパンジーでもない、最後に「発見」された類人猿。チンパンジーと並んで、ヒトに最も近いといわれる類人猿・ボノボの高い知的能力と、平和主義の豊かな社会をつぶさに見つめたノンフィクション。
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価格:682円(本体620円+税)
【1986年06月発売】
アフリカにすむチンパンジーに似た類人猿「ボノボ」の性質や、現地でのくらし、地元の人間たちとの関り、社会情勢や環境問題などを書いた本。
2008年刊行。アメリカで出版されたボノボの本を翻訳・出版する経験をした筆者は、ボノボの面白さをテレビ番組に売りこみ、更に多くの人に知ってもらうために、自分で本を書いた。
揉め事を性行動で解決すること、他の類人猿と違った穏やかな性質、女性のボノボは自分が生まれた群れから出て別の群れで暮らす…など、ユニークな性資がいろいろ紹介されている。
また、3人の女性の動物研究者たちの活動や、ボノボの保護の取り組み、現地の様々な問題なども書かれてあり、単に1種類の珍しい猿の紹介にとどまらない広いテーマを扱う。
本書を読んでいると、人はどのように生きたらよいのか考えさせられる。環境や野生動物の保護と、人々の暮らしが対立せずに、お互いに適切な距離や関係を持ちつつ暮らしていけるようになるには、どうするのがベストだろうか?
読み応えのある本なので、年齢問わずに読んでもらいたい。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】