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[BOOKデータベースより]
漢文学の藤原明衡と、かな文学の菅原孝標女。文化的な立場が大きく異なるふたりは、平安京という都市空間に時をほぼ同じくして生きていた。仏教的厭世観がただよう末法の世で、ふたりはそれぞれの文学にどんなしぐさやことばを書きつけたのか。思いがけない出会いは、現代のわたしたちにさえ、まだない未来への導きを提示する。
1 無根拠への問い―末法到来
[日販商品データベースより]2 新・旧の党派対立のはざまで―藤原摂関体制VS後三条天皇
3 都市につどう人々―藤原明衡論(その一)
4 千年紀の社会学者―藤原明衡論(その二)
5 物語作家への道―『新猿楽記』VS『更級日記』
6 転機としての天喜三年―菅原孝標女論(その一)
7 すまじきものは宮仕え―菅原孝標女論(その二)
8 名前に拠り所を求めて―菅原孝標女論(その三)
はじまりはこれから―「ないもの」への想像力
平安京という都市空間に時をほぼ同じくして生きていた、漢文学の藤原明衡とかな文学の菅原孝標女。仏教的厭世観が漂う末法の世で、ふたりはそれぞれの文学にどんなしぐさやことばを書き付けたのか。