- 街道をゆく 19 新装版
-
朝日文庫 し1ー75
中国・江南のみち
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2008年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022644657
[BOOKデータベースより]
シックイ、茶、急須、ウダツの原型を考えつつ、著者は蘇州や杭州を歩く。紹興では作家魯迅を思う。名作「故郷」の舞台である。少年時代の魯迅の英雄、幼友達の〓(るん)土の孫が、当時の魯迅記念館の責任者だった。筆者はうれしくて飛び上がる。旅の終わりは寧波。船に乗って港を走ると、回りは中国伝統の帆船、ジャンクだらけだった。ジャンクもまた、筆者のあこがれだった。
蘇州の壁
伍子胥の門
宝帯橋
盤門
呉と呉
呉音と呉服
亡命と錦帯橋
「うだつ」と樋
西湖の風〔ほか〕
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- キャラヴァンは進む
-
価格:693円(本体630円+税)
【2025年01月発売】
- いのちの記憶
-
価格:693円(本体630円+税)
【2025年02月発売】
- 心の窓
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年05月発売】
- マンガぼけ日和
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年02月発売】
- プレゼントでできている
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年03月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:2)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
井沢ファン
-
今までと違ったイメージ
浙江省の蘇州、紹興、寧波などの都市を移動して日本との関係を中心に描いているが、今まで読んだ『街道をゆく』シリーズの中ではやや興味がそがれた感は否めない。すでにこのシリーズ43巻のうち40巻と、主な著者の歴史小説をほとんど読み終えた私としては少しがっかりした。その理由として、パターンが違うからだと思えるが、おそらく、少しマニアック的な船の構造の説明が多いことに加え、筆者がと久しぶりに訪れる中国の地に感動してやや従来のパターンからそれてしまったことではないかと思っている。もちろん、興味深い処もあったが、全般的に従来のパターンとはずれていて興味に欠けるところが多かった様な気がする。