- 街道をゆく 17 新装版
-
朝日文庫 し1ー73
島原・天草の諸道
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2008年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022644633
[BOOKデータベースより]
島原の乱(1637年)が大きなテーマになっている。島原半島を歩き、戦場の原城跡で思索を重ねる。親子二代で暴政を敷いた島原領主、松倉重政・勝家親子については「ごろつき」と容赦がない。一揆に強い同情を持ちつつ、無理やり参加させられた人々のことも忘れない。天草・本渡では延慶寺の樹齢500年の梅に魅せられる。夜の闇にうかぶ梅の花の描写が幻想的だ。
松倉重政
城をつくる
がんまつ
サン・フェリペ号の失言
沖田畷の合戦
明暗
侍と百姓
南目へ
北有馬
口之津の蜂起〔ほか〕
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井沢ファン
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キリシタンへの迫害の歴史
戦国時代末期からの島原・天草の歴史を説明している。特に隠れキリシタンの記述が多い。織田信長の時代に浸透し、豊臣政権から禁教となり、キリシタンの迫害が始まる。特に島原の乱(1637年)以降は締め付けが厳しくなり、キリシタンへの取り締まりの厳しさ、当時のキリシタンの心境、幕府や当時の領主だった大名の状況を説明している。とても悲惨で残虐極まりない歴史だったにもかかわらず、明治時代に入って禁教が解かれてから、隠れキリシタンが残っていたということが驚きとともに、やりきれない気持ちにさせられた。