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- 吉本隆明の時代
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作品社
すが秀実
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2008年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784861822087

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[BOOKデータベースより]
それは果たして、どのような「勝利」だったのか?六〇年安保以後、あるいは現在においてもなお、日本の「知識人」の代表的存在と見なされ「戦後最大の思想家」とさえ評される吉本隆明は、どのようにそのヘゲモニーを確立していったのか。批評家としてデビューした1950年代から60年代にかけて彼が行なった論争と時代背景の精緻な分析をとおして解明する。「知の巨人」の実像に迫る、入魂の書き下ろし長篇評論。
序章 「普遍的」知識人の誕生―ジッドからサルトルへ/小林秀雄から吉本隆明へ
[日販商品データベースより]第1章 一九五〇年代のヘゲモニー闘争―「文学者の戦争責任」と花田清輝
第2章 ドレフュス事件としての六〇年安保―共産主義者同盟と武井昭夫
第3章 六〇年安保後の知識人界―黒田寛一と「真の」前衛党
第4章 市民社会と大学の解体―丸山真男と六〇年代
終章 「六八年」へ―サルトル来日、そして岩田弘/廣松渉/津村喬
戦後最大の思想家とさえ評される吉本隆明は、どのようにヘゲモニーを確立していったのか。批評家としてデビューした1950年代から60年代にかけて、彼が行なった論争と時代背景の精緻な分析をとおして解明する。