この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「きめ方」の論理
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2018年08月発売】
- 社会科学における数と量 増補新装版
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2013年07月発売】
- 仮想空間シフト
-
価格:980円(本体891円+税)
【2020年08月発売】
- 認知アポカリプス
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2023年04月発売】
[BOOKデータベースより]
アメリカの金融破錠は、自由と民主主義の名の下に個人の飽くなき欲望を肯定し、グローバル化を強引に主導してきたアメリカ的価値の破錠でもあった。それに追随し、経済だけでなく政治、人心のあらゆる局面で崩壊の危機に瀕する日本。もはやアメリカとの決別なくして再生はありえない。今こそ、「私」ではなく「義」を、「覇権」ではなく「和」を是とする日本的価値を、精神の核に据え直すときなのだ。今日の危機に早くから警告を発してきた思想家があらためて問う「保守」という生き方。
第1章 保守に託された最後の希望(簡単だった対立の構図;現状維持の「左翼」、変革を唱える「保守」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 自由は普遍の価値ではない(ある古い旅館の光景;全共闘の平和主義と暴力主義 ほか)
第3章 成熟の果てのニヒリズム(ニーチェととの出会い;道徳・正義の裏に潜む権力欲 ほか)
第4章 漂流する日本的価値(世界金融危機の根本原因は過剰資本;アメリカの北部型経済と南部型経済 ほか)
第5章 日本を愛して生きるということ(なぜ今「愛国心」なのか;「愛国心」をめぐる諸概念 ほか)
まだ金融・経済・精神を蝕む世界のガン・アメリカについていくのか。国を崩壊の崖っぷちから救うのは、和・義・無常の精神しかない。今日の危機に早くから警告を発してきた思想家が改めて問う「保守」という生き方。