- 「日本の住宅」という実験
-
風土をデザインした藤井厚二
百の知恵双書 017
- 価格
- 2,934円(本体2,667円+税)
- 発行年月
- 2008年10月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784540050022
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[BOOKデータベースより]
一九二〇年代、今から八〇年以上も前にエコロジカルな実験住宅を繰り返し試行した一人の建築家がいた。その名は藤井厚二。日本の気候風土に適合した住宅とはどのような住宅か、畳と椅子の空間はどうしたら合理的に融合できるのか、日本の自然素材をこれからの住宅にいかに取り入れるか。西洋化一辺倒の時代思潮のなかにあって、藤井が追い求めた「我国固有の環境に調和し、その生活に適応すべき日本文化住宅」は、まさに現代住宅の課題として我々の前にある。藤井厚二の「日本の住宅」という実験から学ぶものは何か。
第1章 日本の住宅をめざして(藤井厚二の生涯;時代背景;藤井はなぜ忘れられたのか;実験住宅)
[日販商品データベースより]第2章 日本の風土に適合した住宅(夏が厳しい日本の気候;環境共生住宅をどうつくるか;聴竹居に見る環境共生住宅;その他の住宅に見る環境共生手法;藤井の環境共生手法その後)
第3章 畳と椅子の融合(家族本位の合理的な平面;イス座とユカ座の融合;造りつけ家具;独立家具)
第4章 和風材料による内装(和風デザインの尊重;和風材料による内装;照明器具と天井でっザイン;藤井厚二の今日的意義)
今から80年以上も前に、エコロジカルな実験住宅を繰り返し試行し、本当の意味での日本人のための住まいを研究した建築家・藤井厚二。彼の「日本の住宅」という実験が、現在どのような意味を持つのかを考える。