生態系と群集をむすぶ

シリーズ群集生態学　４

京都大学学術出版会
大串隆之　近藤倫生　仲岡雅裕　

• 価格: 3,190円（本体2,900円＋税）
• 発行年月: 2008年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784876983469

内容情報

[BOOKデータベースより]

食う―食われる、資源をめぐる競争…生物群集のさまざまな相互作用は、物質やエネルギーの循環を介して、生態系を大きく変えていく。群集生態学の新たな挑戦。

第１章　元素で読み解く食物連鎖
第２章　生物群集が支える湖沼生態系の物質循環
第３章　地上と土壌の相互作用―食物網、物質循環、物理的環境改変を結ぶ
第４章　陸域と水域の生態系をつなぐ―流域動脈設の提唱
第５章　群集―環境間のフィードバック―生物多様性と生態系機能のつながりを再考する
第６章　ランドスケープフェノロジー―植物の季節性を介した生物間相互作用
第７章　気候変動にともなう沿岸生態系の変化―生物群集から考える
終章　生物群集と生態系をむすぶ

[日販商品データベースより]

生物群集の様々な相互作用は、物質やエネルギーの循環を介して、生態系を大きく変えていく。本書では、最新の知見を紹介し、群集生態学と生態系生態学の統合的な発展に対する、今後の課題と展望について議論する。