東アジアの中の日本

環境・経済・文化の共生を求めて

富山大学出版会 梧桐書院
東アジア共生研究会　

• 価格: 2,970円（本体2,700円＋税）
• 発行年月: 2008年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784340530106

内容情報

[BOOKデータベースより]

２１世紀に入って北陸地域では、環日本海地域を超えて中国をはじめとする東アジア全域との経済関係、交流が急速に発展している。富山大学での学際的共同研究の成果をもとに、東アジアの「共生」の可能性を求めながら、幅広いテーマについて明快に語る。

１　平和・環境（東アジア共同体の共生空間と市民社会の地平；北東アジアの地域的共通価値と環境技術移転の準市場パターン）
２　東アジア経済圏の展望（東アジアにおける経済統合の必然性；２１世紀の日本経済の針路―東アジア通貨統合；アジア通貨危機と地域金融協力）
３　東アジア経済の連携（タイ日系製造業企業の人材活用と従業員の仕事志向―現地従業員の労務管理からみた共生課題；先進国衰退産地のアジア共生―日本のテキスタイル及びアパレル産地の事例から；アジアにおける家計貯蓄行動の現状）
４　多文化の共生と交流（民族祭の展開と多文化共生；富山初の国際教育交流―アジアにおける心の共通項づくり）