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[BOOKデータベースより]
医学部を目指し受験勉強に没頭する真希。医者になりたいのは、父と同じ職業につきたいからだけではない。自分も父と同じ病気になるのではないか。その不安に打ち勝つためだった。父の病は躁うつ病。自分と父との境界がわからなくなる恐怖と受験のストレスから、家を出た母のもとに身を寄せるが、結局、父親を見捨てることができない。嫌悪しつつも、否定しきれない父とのつながり。そんな父との関係に疲れた真希が求めるものは、自分のためだけに母が作る「珈琲牛乳」だった。親に翻弄されているようで、実はしっかりと人生を見つめ、もがきながらも前進していく少女の姿を描く。第15回やまなし文学賞小説部門佳作受賞作。
[日販商品データベースより]私はやっぱり、今も究極には生きがいって死ぬことだと思う…。躁うつ病の父と私。嫌悪しつつも奇妙に共鳴する、ふたりの波動。現役医学生が綴る初めての文芸作品。第15回やまなし文学賞小説部門佳作受賞作。