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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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森の人




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読んで楽しい憲法学
【概説】
棟居先生の論文集第1弾。
大学で憲法を一通り勉強した人(以上の人)が読む専門書。
なのに、文章力が高いので、楽しみながらどんどん読める専門書でもある。
【収録内容(一部)】
それまで憲法学界全体が通説に完全に落ち着いていた、「私人間効力」の問題について、鋭く切り込み、学界に衝撃を与えた論文。
私人間効力についての議論が再燃し、深化をみせている現状の端緒をつくった。
憲法13条で保障されるプライヴァシーについて、佐藤幸治先生が主唱するような通説的見解、「自己情報コントロール権」に異を唱える論文。
彼独自の図解もあって、興味深い。
なお、プライヴァシーに関する棟居学説は、(本人は明言していないが、)微妙に変化している。例えば、論文集第2弾『憲法学再論』収録の論文を参照。
【棟居快行(むねすえとしゆき)】
55年組の筆頭格。
彼の書く文は、本当に面白い。
3段階の違憲審査基準(厳格・厳格な合理性・合理性)を、カレーの辛さ(辛口・中辛・甘口)に喩えるなど、そのユニークな発想には定評がある。
【備考】
本書は、1992年刊行『人権論の新構成』の新装版である。
それまで長らく品切れ状態だったが、要望が多かったらしく、装丁を改めて再発行された。
中身(論文)に変更はない。
奥付の版表記や著者紹介が新しくなっているのみである。
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森の人




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読んで楽しい憲法学
【概説】
棟居先生の論文集第1弾。
大学で憲法を一通り勉強した人(以上の人)が読む専門書。
なのに、文章力が高いので、楽しみながらどんどん読める専門書でもある。
【収録内容(一部)】
それまで憲法学界全体が通説に完全に落ち着いていた、「私人間効力」の問題について、鋭く切り込み、学界に衝撃を与えた論文。
私人間効力についての議論が再燃し、深化をみせている現状の端緒をつくった。
憲法13条で保障されるプライヴァシーについて、佐藤幸治先生が主唱するような通説的見解、「自己情報コントロール権」に異を唱える論文。
彼独自の図解もあって、興味深い。
なお、プライヴァシーに関する棟居学説は、(本人は明言していないが、)微妙に変化している。例えば、論文集第2弾『憲法学再論』収録の論文を参照。
【棟居快行(むねすえとしゆき)】
55年組の筆頭格。
彼の書く文は、本当に面白い。
3段階の違憲審査基準(厳格・厳格な合理性・合理性)を、カレーの辛さ(辛口・中辛・甘口)に喩えるなど、そのユニークな発想には定評がある。
【備考】
本書は、1992年刊行『人権論の新構成 (憲法論集)』の新装版である。
それまで長らく品切れ状態だったが、要望が多かったらしく、装丁を改めて再発行された。
中身(論文)に変更はない。
奥付の版表記や著者紹介が新しくなっているのみである。






















[日販商品データベースより]
憲法解釈の新しい技法の開拓に定評ある著者の人権各論研究。常識的結論を理論化すべく、憲法解釈学の座標軸を明示。理論的反駁を可能にする思考枠組みの構築を目指す名著、新装版。