- その日のまえに
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- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2008年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167669072
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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北区の太
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感涙
人生、人間の死ということについて考えさせてくれる1冊。出勤途上の電車の中で読み始めたが涙がとまらなくなり、中断。その後は、周りに誰もいない自室にこもって読み進めた。最愛の人−肉親であったり、伴侶であったり、友人であったり−の死は何にもまして辛い。自分がそれを経験する時にはどんな気持ちになるのだろう。主人公の妻が主人公に残した、考えに考えぬいた遺言(?)、「忘れていいよ。」のくだりではもう泣けた、泣けた。自分が死ぬ時にすら、相手のことを考えるとは。自分がそんなことが出来るとは到底思えないが、そうなれるように精進したい。
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コンチャン
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その日を考えて生きよう
重松さんは何でこうも「死」に対する物語をしっかりと書けてしまう作家なのだろう。目を背けて生きている「死」を考えておかなきゃダメだよ、と言われたような気がしました。涙があふれてきます。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 初めて本を読んで泣きそうになった一冊。
[BOOKデータベースより]
僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。