この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 自治の力を育む社会教育計画
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2014年08月発売】
- 知的障害のある人の青年期の教育権保証
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2022年05月発売】
- 恵那の戦後教育運動と現代
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2021年05月発売】
- 平和的生存権のための教育
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2010年05月発売】
- 大学職員のための人材育成のヒント
-
価格:990円(本体900円+税)
【2014年06月発売】
[BOOKデータベースより]
大規模合併は、自治体を住民から遠いものにした。「地方分権」政策のもとですすんでいるのは、実は、くらしを守る砦の解体であり住民自治の形骸化である。この流れに抗して、人びとのくらしを守りぬく力は、住民と自治体職員が共に励まし合い学び合う中で形成される。本書は、こうした展望を創り出している協働の地域づくりの実践を取り上げ、住民と職員が本物の自治の主体に育っていく姿を明らかにしている。このような学習活動は、食糧、エネルギー、環境、平和の危機をもたらすグローバリゼーションと対決できる地域・自治体づくりの確かな保障でもある。
序章 自治と自立を築く学び
第1章 住民の協働ですすめる地域・自治体づくり―福島県飯舘村
第2章 自治に根ざす生活基盤づくりと村の自立―長野県栄村
第3章 学びで自立の道を拓く山村の底力―長野県喬木村
第4章 学びあいの文化をつくる市民・職員のネットワーク―埼玉県所沢市
第5章 自治体自立に果たす自治体労働者の役割と力量形成―高知県四万十市
終章 学びあう住民と自治体労働者の関係を求めて