憑き物耳袋

河出書房新社
倉光清六　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2008年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309224886

内容情報

[BOOKデータベースより]

狐憑き、犬神憑き、トウビョウ、外道、餓鬼憑き…。なぜ憑き物や、憑き物筋ということが言われるのか。巫女や行者の村々への定着から、〈魔の呪力〉とはなにか、日本人の精神史の裏面を掘り下げる、憑霊信仰の民俗学の記念碑的名著。

緒記―憑き物研究
古代人と狐―むしろ親しむべき狐
狐の三種類―騙す狐と憑く狐と福狐神
憑く狐の形態―それは鼬に似た動物
野干と狐―野干は憑く狐
トウメ（専）と狐（一）―トウメはもと老女の称
稲荷の神と狐―御食津神と三狐神
トウメ（専）と狐（二）―老女から巫へ、巫から狐へ
稲荷と狐との関係の起原の考―福神としての狐について
トウビョウの話―トウビョウという名の考〔ほか〕

[日販商品データベースより]

狐憑き、犬神憑き、トウビョウ、外道、餓鬼憑き…。なぜ憑き物や、憑き物筋ということが言われるのか。「魔の呪力」とは何か、日本人の精神史の裏面を掘り下げる、憑霊信仰の民俗学の記念碑的名著。