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[BOOKデータベースより]
「構造改革」政策が地域格差と貧困をもたらした。それを打開し、持続可能な地域経済と地域社会をつくる道は、国民・住民の自治の創造力にある。道州制の導入は、その自治の力を奪うものだ。本書では、日本の地方自治運動の新たな地平に立ち、現今の道州制導入を中心にした地方制度改革の動向を批判的に検証しながら、現代日本の地域がかかえる危機的状況の解決方向を、地方自治及び地域再生の視点から述べている。
1 経済のグローバル化にともなう世界経済の危機と日本の位置(経済のグローバル化と新自由主義的経済改革は世界に何をもたらしたか;世界の激動に翻弄される日本‐問われる国家主権)
2 「グローバル国家」型「構造改革」の帰結―「格差と貧困」の拡大(「グローバル国家」型「構造改革」の展開;「構造改革」戦略の破綻と矛盾の拡大―人間の生存権、自然との共生が危機的状況に;地域社会の不安定化―グローバル化が生み出す現代の貧困)
3 戦後最大の危機に立つ憲法、地方自治と道州制・第二次地方分権改革論議(戦後最大の危機に直面した憲法と地方自治;道州制導入で日本と地域は再生できるのか)
4 地方自治・住民自治をめぐる新たなうねり(局面転換―二〇〇七年参議院選挙における安倍政権の敗北と政局の流動化;二〇〇七年参議院選挙後の地方自治をめぐる情勢;市町村合併をめぐる国民的反発と合併検証、地域自治組織づくりの取り組み;「小さくても輝く自治体フォーラム」運動の広がりと政策論・自治思想の進化;政令市の区における地域自治の取り組み;多国籍企業主導の「グローバル国家」路線に対抗する住民が主役の地域づくり運動)