- 散るぞ悲しき
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硫黄島総指揮官・栗林忠道
新潮文庫 かー50ー1
- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2008年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101352817
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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onigiri
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是非、読んでいただきたい。
この本は、栗林中将の辞世三首のひとつです。人は誰でも程度の差こそあれ、ご都合主義になります。特に、権力をもった人、組織。硫黄島守備隊司令官選任の経緯もあります。わたしは、戦争で亡くなられた方々がどんな思いで戦地へいったのか、いまの自分は、社会はその思いにこたえているのだろうか、そんなことを考えて、涙が止まりませんでした。梯久美子「硫黄島 栗林中将の最期」もおすすめです。
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HonyaClub.comアンケート
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
硫黄島総指揮官の栗林忠通は、「アメリカをもっとも苦しめた男」として、日本よりはアメリカで有名だという。 「泥水」さえ「甘露の水」となるほどの熾烈な環境で、勝つことではなく負けないことを目的とした「抵抗の戦術」、所謂ゲリラ戦を、2万もの兵隊とともに完遂した総指揮官のノンフィクション。(ももんが/男性/40代)
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HonyaClub.comアンケート
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「新生活に役立つ本」レビューコメント
【テーマ:新社会人】硫黄島が太平洋戦争屈指の激戦地であり、地獄だったこと、戦争の悲惨さを知りました。雨水を唯一の飲料水として生き延び、かつ戦闘を続けていたことは衝撃的でした。過酷な環境で、生きて闘う方がつらかった日本兵の苦労・苦痛、指導者の苦悩、戦争の罪深さを感じとることができます。(ヘイホー/男性/50代)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
最近読んだ本で一番寝食忘れて読んだ本です。最後はあまりにかわいそうで涙が止まりませんでした。日本人として知らなかったことに反省しました。優秀な人はいるものです。天才ではありません。こういう人の下で仕事をしたら、給料が少なくても不満はないでしょう。
[BOOKデータベースより]
水涸れ弾尽き、地獄と化した本土防衛の最前線・硫黄島。司令官栗林忠道は5日で落ちるという米軍の予想を大幅に覆し、36日間持ちこたえた。双方2万人以上の死傷者を出した凄惨な戦場だった。玉砕を禁じ、自らも名誉の自決を選ばず、部下達と敵陣に突撃して果てた彼の姿を、妻や子に宛てて書いた切々たる41通の手紙を通して描く感涙の記録。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
第1章 出征
第2章 二二キロ平米の荒野
第3章 作戦
第4章 覚悟
第5章 家族
第6章 米軍上陸
第7章 骨踏む島
第8章 兵士たちの手紙
第9章 戦闘
第10章 最期