- 芋虫
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- 価格
- 572円(本体520円+税)
- 発行年月
- 2008年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041053294
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
この本は短編の推理小説であり、常日頃本になじみのない人にも読みやすく編集されています。夏休みに推理小説をじっくり読めば、想像力が膨らみ、本を読む楽しみが分かると思います。(TREK/男性/50代)
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HonyaClub.comアンケート
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「怖い本」レビューコメント
芋虫、とは戦争で手足を無くして帰還した夫のこと。その妻の視線から描かれた短編です。そういえば寺島しのぶさんの主演で『キャタピラー』という映画にもなりましたね。怪談話の”怖い”とは違いますが、これまでに一番怖かった本という話になる度、真っ先にこの話を思い出します。(JUN/女性/40代)
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匿名希望
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芋虫
両手両足を失った元軍人である夫を献身的に介護する妻…
狂気に満ちた暗澹たる雰囲気が癖になります。
[BOOKデータベースより]
時子の夫は、奇跡的に命が助かった元軍人。両手両足を失い、聞くことも話すこともできず、風呂敷包みから傷痕だらけの顔だけ出したようないでたちだ。外では献身的な妻を演じながら、時子は夫を“無力な生きもの”として扱い、弄んでいた。ある夜、夫を見ているうちに、時子は秘めた暗い感情を爆発させ…。表題作「芋虫」ほか、怪奇趣味と芸術性を極限まで追求したベストセレクション第2弾。
[日販商品データベースより]両手両足を失い、話すことも聞くこともできない帰還軍人の夫。時子は一見献身的に支えながら、実は夫を無力な生き物扱いをし、楽しんでいた。ある日時子の感情が爆発し……表題作をはじめ9作を収録。