- 汚職・腐敗・クライエンテリズムの政治学
-
- 価格
- 6,600円(本体6,000円+税)
- 発行年月
- 2008年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623051243
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[BOOKデータベースより]
政治腐敗はなぜ起こるのか。現代の民主政における汚職の誘因、公共政策への影響を、統治構造の形態、政党制の類型、政治資金の調達方法、選挙制度のあり方のみならず、汚職・腐敗の実効的な抑制・改革をデザインする際に分析が不可避である恩顧主義的社会関係・利益媒介構造、およびその種の関係・構造を支え、汚職・腐敗への連座に随伴する危険と費用を軽減する非公式的規範、政治文化をいくつかの国・地域の多面的・重層的な検討を通じて明らかにする。
第1部 汚職・腐敗・クライエンテリズムとは何か(公共主義的政治的腐敗論―新構造主義的政治的恩顧主義論の観点から;盗賊支配―公金横領的・蓄財的腐敗のメカニズム;政治汚職・腐敗と民主主義―汚職の誘因と改革への条件)
第2部 世界にみる汚職・腐敗・クライエンテリズム(保革時代の終焉と政治腐敗―ポスト五五年体制の政治;イタリア・キリスト教民主党と自民党の政党内組織―役職、クライエンテリズム、腐敗をめぐる派閥間競争;土建国家ニッポンの利権システム―公共予算に群がる政官業の癒着の現場;クライエンテリズムの日韓比較―改革と腐敗の政治力学;マフィア・暴力的腐敗・非市民性―戦後シチリアの経験を中心にして;中央からの財政資源配分ち地方政治構造の変容―二〇世紀南フランスの事例;体制移行と政治的クタイエンテリズム―南欧諸国の経験;体制転換奇の中東欧における政治腐敗―ポーランドとスロヴァキアの事例から)