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[BOOKデータベースより]
映画崩壊前夜の自覚が意識に浮上するのは、その瞬間である。実際、これらのフィルムは、かりに自分が映画でないのだとしたら、映画など存在しようもないし、そもそも存在する価値すらないと孤独につぶやいている。時間空間を超えて反復されるそのつぶやきが聞きとどけられるとき、そのときにのみ、映画はかろうじて不可視のスクリーンに向けて投影され、映画は映画であるという同語反復を音としては響かぬ波動としてあたりに行きわたらせる。その投影と波動とを無根拠に肯定する身振り―。
1 崩壊(映画崩壊前夜に向けて)
[日販商品データベースより]2 覚悟(その覚悟はできているのか―黒沢清『叫』論;「善悪の彼岸」に―黒沢清『アカルイミライ』論 ほか)
3 誘惑(衣装に憑かれ、水にも憑かれ―中田秀夫『カオス』;応えあうひそかな閃光のように―アレクサンドル・ソクーロフ『モレク神』『ドルチェ―優しく』 ほか)
4 抵抗(「作家主義」にさからってティム・バートンを擁護することの困難―『Planet of the Apes猿の惑星』;老齢の作家ばかりが無闇に元気なこの時代はわれわれに何を告げているのだろうか―エリック・ロメールの『イギリス女性と公爵』 ほか)
5 追悼(加藤泰と「時代劇」の系譜;神代辰巳を擁護する ほか)
映画は肯定されねばならない…。新作や再公開、あるいは映画祭などのかたちで見ることのできた作品をめぐり、そのつど映画の「現在」に迫ろうとして書かれた時評風の文章を中心に単行本化。