[BOOKデータベースより]
宇宙での船外活動の最後に、国際宇宙ステーションのてっぺんによじ登っていた。目の前でゆっくりと地球が回っている。まるで地球という大海原を航海する船のマストの上に、自分が立っているようだった。今ここに立って、この風景をながめることのできる人間は、地球の六十六億人の中でぼくだけだ。その幸運に感謝した。ぼくはこの経験をどうしても、伝えずにはいられない…。
プロローグ ぼくがいちばん言いたいこと
第1章 ぼくの宇宙生活十五日間(まずは、打ち上げ―スペースシャトルの巻;宇宙に行く乗り物は? ほか)
第2章 お調子者の子どもが宇宙飛行士になるまで(自分の手で別世界を―秘密基地づくり;鉄道一人旅にはまる ほか)
第3章 これから―君の宇宙(ついに「きぼう」の扉が開いた!;きぼう―テラス付きのワンルームマンション ほか)
エピローグ 一歩先の未来へ
宇宙に3回滞在した野口聡一さんは、どのようにして宇宙飛行士になったか? 訓練はどうだったの? 宇宙での暮らしは? 宇宙ステーションってどんなところ? 宇宙にまつわる知りたいことを、宇宙飛行士が肌で感じたことばで、詳しくつづっていきます。無重力空間、三次元空間などの説明もイラストや写真を駆使してわかりやすく解説。宇宙案内の決定版!
5年の息子が読みました。
ついでに私も読みました。
先日、
野口さんが、3回目の宇宙飛行に行くために、
訓練を開始したというニュースを見たからです。
で、あれ?と思ったのですが、
1年くらい前に読んだ「宇宙少年」と
内容が概ね似通っている印象です。
読み比べたわけではなく、
読んだのが1年前ということもあり、
どこがどう違うのかは指摘できませんが、
どちらか1冊読めばいいのではと思います。
内容は、
野口さんの少年時代から宇宙にいくまでのこと。
何もかも。
子育て中の親としては、
野口さんがどんな少年時代を過ごしたのかはとても興味深かった。
息子は、宇宙飛行士に選ばれてからの訓練の様子や、
実際に宇宙での活用の様子や、
宇宙での暮らしなんかに興味を持ったようです。
小学校高学年から中学生が読めるように、
優しく語りかけるような文章です。
親子で楽しめる本でした。(Tamiさん 40代・千葉県 男の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】