
- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 京都学派の遺産
-
生と死と環境
晃洋書房
小川侃
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784771019478

この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
不滅の意識
-
ポール・ブラントン
ムナガラ・ヴェンカタラミア
柳田侃
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2004年08月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
人間環境と地球環境の間。
序論に代えて 環境概念の三段階と人間存在―京都学派の遺産の継承と環境問題
第1章 環境と人間―「場所」の論理と「痛み」の倫理(なぜ環境か?;近代化と環境;ディープ・エコロジーと有機的・生態的自然観;ディープ・エコロジーへの批判;「環境哲学」と京都学派の哲学―その東洋的思惟の特質;自覚と場所;場所の論理;西田哲学における「物」の見方―「格物致知」;場所と超越;「逆対応」の論理;トランス・デサンダンス―〈痛み〉としての倫理)
第2章 現代日本において「共生」は何故かくも流行しているのか―にも拘らず環境保護運動は何故かくも低調なのか(「共生」という語の二つの背景;我が国における環境保護運動の不振の理由;生物学的知見による、無政府主義的・仏教的「共生」からの脱却の試み;山内得立の「レンマの論理」―地球共生系に即応しうるロゴス)
第3章 田辺元と自然の問題(環境倫理の様々な言説;ベルクのエクメーネ倫理;絶対媒介としての絶対無と自然)
第4章 環境問題解決のための宗教倫理の吟味(京都学派の遺産から地球環境問題解決の指針は見出せるか?;地球環境問題と平行して進む遺伝子操作、生命倫理の問題;環境から見た宗教倫理の意味と今後の問いかけ;倫理学の四種型;宗教原理の比較と環境観;宗教指導者の環境倫理の一致