- いくさ物語の世界
-
中世軍記文学を読む
岩波新書 新赤版1138
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004311386
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[BOOKデータベースより]
平安末期に始まる内乱の時代の経験は、いくつもの「いくさ物語」となって語られていった。そこでは英雄が華々しく活躍し、合戦が生き生きと描かれる一方で、敗者や女たちの悲痛な姿が胸を打つ。『保元物語』『平治物語』『平家物語』『承久記』の代表的四作品を縦横に行き来しながら、そこに時代の刻印を受けた文学の誕生を読み取っていく。
序章 いくさ物語の読まれ方
[日販商品データベースより]第1章 力を渇望した時代―いくさ物語の背景
第2章 戦いの面白さを語る―勝敗劇への関心
第3章 いくさは何をもたらしたか―結果への視線
第4章 物語の生まれるところ―異次元の世界へ誘う技法
第5章 求められたものは―戦争の体験から
第6章 いくさ物語の強さ―時代を超えて
華々しい英雄、生き生きとした合戦の描写、そして敗者や女たちの悲痛な姿…。「保元物語」「平治物語」など代表的4作品を縦横に行き来しながら、そこに時代の刻印を受けた文学の誕生を読み取っていく。