この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 量子力学 2 第2版
-
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【1997年03月発売】
- 物理学とは何だろうか 上
-
価格:1,056円(本体960円+税)
【1979年05月発売】
- 物理学とは何だろうか 下
-
価格:1,012円(本体920円+税)
【1979年11月発売】
- プロメテウスの火
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2012年06月発売】
- ディラック量子力学 原書第4版改訂版
-
価格:8,580円(本体7,800円+税)
【2017年11月発売】
[BOOKデータベースより]
スピンの概念は紆余曲折の末に理論的に焦点を結び、相対論化され、量子力学の射程を大きく伸ばした。それは荷電スピンの概念につながり、人知が原子核の内側へ踏み込むことを可能にしたのである。その過程で、「アクロバットのよう」なディラックの思考、つぎつぎと問題の鍵を見いだす「パウリの正攻法」、現象論的な類推から本質に辿り着く「ハイゼンベルク一流の類推法」など、さまざまな個性の頭脳が自然の謎と格闘する。本書はそんな「興奮の時代」と呼ばれた量子力学の成熟過程を、近体験する旅である。
夜明け前
[日販商品データベースより]電子スピンとトーマス因子
パウリのスピン理論とディラック理論
陽子のスピン
スピン同士の相互作用
パウリ‐ワイスコップとユカワ粒子
ベクトルでもテンソルでもない量
素粒子のスピンと統計
発見の年“1932年”
核力と荷電スピン
再びトーマス因子について
最終講義
スピン発見に至る思考を辿り、「古典的記述不可能」な量子力学的概念の真髄に迫る、朝永振一郎による不朽の名著。懇切な注釈を付し、旧版刊行後のスピン関連の進歩に関する解説も追加した待望の新版。