性風俗史年表 明治編（１８６８→１９１２）

河出書房新社
下川耿史　

• 価格: 4,950円（本体4,500円＋税）
• 発行年月: 2008年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784309224831

内容情報

[BOOKデータベースより]

エロスと権力のせめぎ合い。文明開化、富国強兵にひた走る時代の裏側が見えてくる。

江戸、大坂に外国人向けの遊郭が開業
戊辰戦争の負傷兵の看護に元娼妓が活躍
横浜でわいせつなチョンキナ踊りが流行
ヨーロッパでオナニー害悪論が大流行
茶汲み女や地獄と呼ばれる私娼が急増
新婚の妻が歓喜の接吻で舌をかみ切る
男性同性愛をホモセクシュアルと命名
西郷隆盛、木戸孝允らの要人が吉原通い
人胆、陰茎、脳髄の密輸が禁止される
日本人小児３４人が清国へ密輸される〔ほか〕

[日販商品データベースより]

戊辰戦争で負傷兵の看護に活躍した娼婦、日清戦争の軍資金稼ぎに一役買った遊郭組合…。文明開化、富国強兵にひた走る歴史の裏側を、徹底した民衆・生活史観で克明に写し出す、ヴィジュアル版物語年表。