- 「猫の家」その前と後
-
『吾輩は猫である』を住生活史からみると
ブックレット近代文化研究叢書 5
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2008年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784786203046
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[BOOKデータベースより]
1 はじめに(はじめに;「猫の家」について)
[日販商品データベースより]2 「猫の家」の封建性(「猫の家」の封建的なところ;中級藩士住宅の座敷;「猫の家」の座敷の造りと使われ方;「猫の家」の封建的性格)
3 「猫の家」の近代性(「猫の家」の近代的なところ;都市住宅の座敷は南向きを志向している;膳から食卓へ;茶の間・家族が集まる部屋―そして茶の間の南向きを志向する;夫婦の寝室・子供の寝室;「猫の家」の近代的性格)
4 おわりに(そして、漱石は『吾輩は猫である』で何が言いたかったのだろう)
5 註
「吾輩は猫である」に描かれている家のモデルとなった鴎外・漱石が住んだ家と、「吾輩は猫である」の組み合わせを、住生活史の資料として考察。伝統的な都市住宅の流れが、明治に入ってどうなっていくかを考える。