- 恋愛の社会学
-
「遊び」とロマンティック・ラブの変容
青弓社ライブラリー 52
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2008年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784787232847
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[BOOKデータベースより]
「彼氏いないのなら何をしに学校にきてるの?って感じ」―雑誌やテレビ、マンガのなかの恋にふれ、学校やバイト先、職場で恋する相手を探し、2人で愛を楽しもうとする若者たち。現代の恋愛事情を、雑誌記事やアンケート調査をもとに、人間関係、魅力ある異性像、アプローチの仕方、別れの理由などの視点から読み解く。そこから見えてくるのは、恋愛が曖昧さや不確定性を味わう「遊び」の感覚を内包していること=恋愛の遊戯化である。それと同時に、結婚や別れの決断を先送りし、曖昧な関係性を享受して2人の世界に自閉する恋愛の実相も垣間見えてくる。恋愛=結婚という規範を支えたロマンティック・ラブ・イデオロギーが変容し、むしろ結婚が恋愛的なるものに従属している状況をも照らし出し、恋愛とそれを追求する欲望の臨界点を見定める。
序章 恋愛の社会的物語―テーマと方法論
[日販商品データベースより]第1章 恋愛の死と再生―恋愛物語の転回
第2章 ロマンティック・ラブ―永遠を誓う真面目な恋愛
第3章 遊び―生の未決定性を快楽にする形式
第4章 魅力ある異性
第5章 アプローチ
第6章 別れの理由
終章 恋愛という遊び
雑誌の恋愛記事を数量的に分析し、若者へのアンケートを緻密に読み解きながら、「物語」「遊戯性」「関係の不確かさ」などの視点から、ロマンティック・ラブの変容と「遊びとしての恋愛」という性質を照らし出す。