歴史家の散歩道

上智大学出版 ぎょうせい
上智大学　

• 価格: 1,676円（本体1,524円＋税）
• 発行年月: 2008年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784324083925

内容情報

[BOOKデータベースより]

史料から見えてくる豊かな可能性。最先端のテーマを題材にわかりやすくいざなう、渾身の歴史研究ガイド。

日本史（“積善藤家”の歴史叙述―『周易』をめぐる中臣鎌足／藤原仲麻呂；平安時代文化史の年代観試論―古代から中世へ；室町将軍専制化への桎梏―室町幕府政治史の一齣　ほか）
東洋史（無能な夫を持つ妻は…『袁氏世範』の女性観；朝鮮王朝における儒教的婚礼の普及について―両班知識人の新迎論との関連から；翻訳ブームの中華帝国　ほか）
西洋史（碑文とイメージから読み解く古代アテナイ人の宗教と政治―ヘファイストスとアテナ女神の祝祭の意図を手掛かりに；ローマ時代の落書きが語る人間模様―いじめ、パワハラ、それともセクハラ？；「カノッサの屈辱」とモデナ大聖堂―『聖ゲミニアヌス移葬記』を読む　ほか）

[日販商品データベースより]

好評「歴史家の工房」の続編。歴史学研究の方法を解説した論文をまとめ、分野ごとに編纂。歴史学研究の「史料」およびその周辺の諸問題を、最先端のテーマを題材に、わかりやすくかみ砕いて解説した入門書。