[BOOKデータベースより]
北海道・広尾→鹿児島・枕崎、34日間、乗車距離13319.4キロ。「一筆書き乗車」のルーツ。鉄道紀行文学の金字塔。
遠回りの話
切符の話
第1日―広尾―帯広―富良野―旭川―遠軽
第2日―遠軽―北見―池田―釧路―厚岸―厚床
第3日―厚床―中標津―標茶―網走―中湧別―紋別
第4日―紋別―名寄―音威子府―浜頓別―南稚内
第5日―南稚内―幌延―留萠―深川―岩見沢―沼ノ端―札幌―小樽
第6日―小樽―倶知安―伊達紋別―函館〜〜青森―好摩
第7日―好摩―大館―弘前―深浦―東能代―秋田
第8日―秋田―鶴岡―坂町―米沢―横手〔ほか〕
北海道・広尾から鹿児島・枕崎まで、乗車距離13319.4キロ。34日間にわたるユーモラスな「大旅行」は、一筆書き乗車ブームの先駆けとなった。昭和54年に刊行された、鉄道紀行文学の金字塔を復刻。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本探見二泊三日
-
価格:748円(本体680円+税)
【1994年03月発売】

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
子供の頃、自宅近くの線路沿いに広い空地がありました。それは東海道線の線路で、休みの日にはそこに行って電車をいつまでも見ていたり、ときには早起きをして通り過ぎていく寝台特急に胸をときめかせたりしていたものです。そんななか、当時はあまり本を読まなかった自分が、唯一夢中になって読んでいたのが宮脇俊三さんの作品でした。特に一筆書き最長路線の旅を描いた同作は大好きで、何度読んでも、あの何とも言えない「旅が終わってしまった」という寂寥とした余韻が残ります。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
日本全国を旅した気分になれるから。
(雨晴/男性/30代)
子供の頃、自宅近くの線路沿いに広い空地がありました。それは東海道線の線路で、休みの日にはそこに行って電車をいつまでも見ていたり、ときには早起きをして通り過ぎていく寝台特急に胸をときめかせたりしていたものです。そんななか、当時はあまり本を読まなかった自分が、唯一夢中になって読んでいたのが宮脇俊三さんの作品でした。特に一筆書き最長路線の旅を描いた同作は大好きで、何度読んでも、あの何とも言えない「旅が終わってしまった」という寂寥とした余韻が残ります。
稲泉連/作家 ノンフィクション作家
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/09/28
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】