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[BOOKデータベースより]
本書は、空間概念の言語的/身体的な構築・転移・拡張を、認知言語学と言語人類学および心理学的視点から扱った論文集である。
空間概念の歴史的変遷素描
第1部 談話における空間・身体―心理学/言語人類学的アプローチ(忘却か?方略か?―ナラティヴ話者の一貫した言及回避の謎に迫る;発語とジェスチャーはいかに話者の空間座標軸を表現するか?―日本語における左右概念をめぐる個人内・個人間相互作用;空間談話におけるメンタル・マップの協同構築―日本人ロック・クライマーによる直示移動動詞「行く/来る」の用法について;絶対と相対の狭間で―空間指示枠によるコミュニケーション)
第2部 空間・身体からの意味拡張―認知言語学的アプローチ(文法、語彙カテゴリーと隠喩的空間としての時間;日本語接続助詞に関する一考察―「うち」「なか」を中心に;時間メタファーにおける「さき」の用法と直示的時間解釈;現実と理想のメタファー―主観性および身体性との関連から)