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[BOOKデータベースより]
主語を置き換えれば、体制の翼賛と迎合にそのまま通じる理論をまったく克服することなく、「正義」を仮装する運動―たとえば、「言葉狩り」、「反核」―の誤謬の批判なくしては、情況は一歩も変わらない。なぜなら、「アジア的ということ」で批判した対象そのものが、歴史の亡霊のように立ち現れたからだ。著者は孤立無援のなかで情況が強いる課題に対する無意識の構えを論理化する。“アジア的”という世界史的な概念の解明とその深化の課題に取り組む論考の全貌がいま明らかになる。
情況への発言(一九七六年四月)きれぎれの批判
[日販商品データベースより]情況への発言(一九七六年九月)きれぎれの感想
情況への発言(一九七七年二月)きれぎれの批判
情況への発言(一九七七年七月)きれぎれの感想
情況への発言(一九七八年一月)きれぎれの批判
情況への発言(一九七八年六月)竹内好について
情況への発言(一九七九年一月)
情況への発言(一九七九年六月)
情況への発言(一九七九年十二月)ひとつの死に関連して
情況への発言(一九八〇年五月)アジア的ということ〔ほか〕
かつてこの国の思想史にはなかった、吉本隆明氏の情況論を一挙に公開。世界史的な意味での「アジア的なもの」を考察する。単行本未収録の「アジア的ということ」全7回を収録する待望の第2巻。