ゲイ・マネーが英国経済を支える！？

新書ｙ　１９０

洋泉社
入江敦彦　

• 価格: 858円（本体780円＋税）
• 発行年月: 2008年03月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784862482440

内容情報

[BOOKデータベースより]

なぜ英国は日本よりも豊かになったのか？金融ビッグバンや民営化のおかげ？いや、それだけではない。高額の収入があり、それに比例して消費欲も旺盛、旅行やパーティといった“形に残らない愉しみ”へも惜しみなく費やす―そんな金の卵を産む同性愛者たちの聖地となったことで、英国は一八兆円市場という巨大なマーケットを手に入れたからだ！バークレイズ銀行やＩＢＭといった巨大企業が注目し、閣僚やメディアの仕掛け人も生まれはじめた、知られざる英国ゲイ・パワーの実態をリポートする。

第１章　ピンクのお金、世にはびこる―Ｐｉｎｋ　Ｐｏｕｎｄ　ゲイと経済
第２章　誰にも「オカマ」と呼ばせない―Ｇａｙ　Ｆｒｉｅｎｄｌｙ　ゲイと企業
第３章　桃色に輝くオナベ企業―Ｒａｉｎｂｏｗ　Ｆｉｎａｎｃｅ　ゲイと資産
第４章　同性ブライダル狂想曲―Ｃｏｍｍｉｔｍｅｎｔ　ゲイと社会
第５章　いま、国会議事堂は危険な愛にめざめて…―Ｎｅｗ　Ｌａｂｏｒ　ゲイと政治
第６章　「オカマ」は死なず。ただ消えゆくのみ―Ｐｕｎｉｃｅｕｓ　Ｈｉｓｔｏｒｉａ　ゲイと歴史
第７章　“受容”と供給で成立する愛のマーケット―Ｐｒｉｄｅ　ゲイと市場
第８章　夢見る力が導く好景気―Ｃｏｏｌ　Ｂｒｉｔａｎｉａ　ゲイと文化
第９章　座敷童子がカムアウト―Ｇ　Ｑｕｏｔｉｅｎｔ　ゲイと金融
第１０章　おいで、おいでをする人、あんた誰？―Ｇａｙ　Ｉｃｏｎ　ゲイと権力

[日販商品データベースより]

１８兆円市場を生み出した「ピンクボンド」。これはゲイたちが有する資産を指す。彼らの資産が、英国経済復興に大きな役割を果たしている。本書は、知られざる英国ゲイ・パワーの実態をリポートする。