[BOOKデータベースより]
世界各国の家庭で食べられている日常的な食事を、管理栄養士の視点からわかりやすく解説。食事にまつわる習慣や、日本では見られないような料理道具などから、その国の文化や自然背景などがわかり、世界を見る新たな視点が養われる。その国の代表的な料理のレシピを紹介。本巻では、現在でも多くの日系人が住んでいる、日本とのつながりが深い国ブラジルの、サンパウロ郊外の町に住む、ある日系人一家の様子を覗いてみましょう。
朝ごはんはパン食です
昼ごはんは米と豆を基本にしっかり食べます
晩ごはんは昼ごはんと似ています
市場には日本では見慣れない食材がいっぱい
台所の様子を覗いてみると
一週間の昼と夜の料理です
複合的なブラジルのごはん
フェイジョアーダはブラジルの国民食
人気のパーティー料理があります
日系人は日本の食を大切にしてきました
音を出さないのがマナーです
季節の行事につくる特別な料理があります
地域によって食事が違います
ブラジルのごはんをつくってみましょう
もう少しブラジルのごはんの話
朝はパン、昼と夜はご飯と豆料理のフェジョンが基本。伝統的な野菜・キャッサバも重要な食材。ポルトガルをはじめ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど世界の民族が持ち寄った複合的な食文化ができている国の家庭食
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いろんな民族が一緒に住んでいる巨大な国なので、地域やコニュ二ティごとに食べるものも違っている。
日系人の多い場所では、昔の暮らしがそのまま残っているようで、盆踊り大会や町内会でお稲荷さんなんかを作ってふるまっているような様子が描かれている。移民の1世が生活していた時代の文化がそのまま子孫に伝わっている様子が興味深い。
豆の煮込みフェイジョンや、ブラジル風のご飯の炊き方(味が付いている!)など、自分でも挑戦できるお料理もある。豆と米の組み合わせが栄養的にも優れていて、実は日本のご飯とみそ汁の組み合わせも大変体にいいそうだ。へぇー。
キャッサバなど、日本では見られない食べ物もたくさんある。有毒キャッサバを毒抜きして食べるのはびっくり。毒があるから害虫の被害が少ない上、収穫量も多いので、いい作物なのだとか。
全体的に、太りそうな食べ物が多い気がして(気のせい?)、ブラジルでもし暮らすことになったら、美味しいものや好きなものばかり食べないように注意しようと思った。
ブラジルと言えばコーヒーだが、意外ともともとブラジルになかった作物で、昔はマテ茶を飲んでいたという!
巻末に詳しい説明があれこれ書いてあるので、大人も読んで楽しめる。食事のことは、知らない事が多い。新しい事を知って、実際に食べてみたくなり、楽しみができて、寿命が延びたようなきがしてきた。(渡”邉恵’里’さん 30代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】