徳川和子

人物叢書（新装版）　

吉川弘文館
久保貴子　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2008年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784642052450

内容情報

[BOOKデータベースより]

江戸時代初期、徳川秀忠の娘和子は、家康の対朝廷対策により、後水尾天皇の許に嫁ぎ、皇后となった。娘の興子が明正天皇として皇位を嗣いだため、若くして国母となる。朝廷・幕府間の軋轢に苦悩しつつも、双方への細やかな気配りから存在感を示した。将軍の娘、そして天皇の妻・母の立場から朝幕関係や後宮の実態を見る「東福門院」初の伝記。

第１　誕生（和子誕生と徳川家；和子の姉たち；祖父徳川家康と朝廷）
第２　入内（およつ一件；和子入内；女一宮の誕生；中宮冊立；二条城行啓）
第３　中宮から女院へ（高仁親王の誕生とその死；後水尾天皇の譲位；女院御所；明正天皇の即位）
第４　女院時代（東福門院の娘たち；東福門院と後光明天皇；後光明天皇の死と皇位継承；東福門院と後水尾上皇；東福門院と大通文智；東福門院の趣味・趣向）
第５　東福門院の死（国母の死；十七世紀の後宮）

[日販商品データベースより]

江戸初期、徳川和子は将軍の娘から天皇の許に嫁ぎ、皇后へ。朝廷・幕府間の軋轢に苦悩しつつも両者の和に尽力し、存在感を示した。将軍の娘、皇后、母の立場から朝幕関係や後宮の実態を綴る、「東福門院」初の伝記。